ONEOHTRIX POINT NEVER のアルバム『Garden Of Delete』2枚組アナログ盤。
ONEOHTRIX POINT NEVER の『Garden Of Delete』。ダウンロード・コード付き。「OPN以降」というタグでまとめあげてしまう影響力を持つミュージシャンに成長した ONEOHTRIX POINT NEVER (ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー) の最新作。ここ数年の「R」シリーズから逸脱し、『Garden Of Delete』=G.O.D. というタイトルを冠した今作は本人曰く「僕は昨年、とんでもない新曲を山程レコーディングする計画を立てていた。(中略) それは商業主義と相矛盾する、醜悪で問題を抱えた「ポップ・ミュージック」の実態を浮かび上がらせるもの…」として「曲作りは1月に始めて、仕上がったのは7月。」という全12曲。公開とともに早速ピッチフォークが Best New Track に選出した先行曲「I Bite Through It」(M-9) をはじめ、その特異なサウンドデザインを施す前にピアノでヴォーカルとコード展開を作曲したロック・アルバムと自ら位置づけている。
ONEOHTRIX POINT NEVER | ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー
ブルックリンを拠点に活動を続けるダニエル・ロパティンによるプロジェクト。ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー名義で様々なレーベルより数多くの作品をリリース。アントニー・ヘガティやティム・ヘッカー、ヴィジュアル・アーティストのネイト・ボイスから日本のアニメーション作家の森本晃司などとのコラボレーション活動も積極的に行い、ソフィア・コッポラの映画『ブリングリング』(2013年) のオリジナル・スコアを担当するなど活動範囲は多岐に渡る。2013年に Warp レーベルよりリリースされた8作目『R Plus Seven』で更に大きな評価を獲得すると、Red Bull Music Academy Tokyo が催したゲーム音楽イベントにて書き下ろしの組曲のパフォーマンスを披露し、ナイン・インチ・ネイルズのツアーに帯同するなど、その才能を発揮し続けている。そして2015年には待望の9作目となるオリジナル・アルバム『GARDEN OF DELETE』をリリース。
Track List
1. Intro / 2. Ezra / 3. ECCOJAMC1 / 4. Sticky Drama / 5. SDFK / 6. Mutant Standard / 7. Child of Rage / 8. Animals / 9. I Bite Through It / 10. Freaky Eyes / 11. Lift / 12. No Good
REVIEW
Related Items
-
-
DIE LIKE A DOG / Fragments of Music, Life and Death of Albert Ayler (2LP)
-
BRÖTZMANN | VAN HOVE | BENNINK & MANGELSDORFF / Outspan No. 1 (LP)
-
-
PETER BRÖTZMANN / MISHA MENGELBERG / HAN BENNINK - 3 Points And A Mountain (LP)
-
-
-
柳ジョージ+NADJAバンド / 祭りばやしが聞こえる (George Yanagi+NADJA BAND / Matsuri Bayashi ga Kikoeru) (LP)
-
-
-
-
森山威男 / スマイル (Takeo Moriyama / Smile) (LP - Clear Sky Blue Vinyl)