今まで doubtmusic の音源に馴染みのなかった方達にも間違いなくアピールするであろうアルバム。各トラックの元となった音源を聴き、どのように再構築されているのかを確認してみるのも、とても楽しい作業だと思います。
『dj sniff、doubtmusicを斬る。』に使用されたマテリアル/作品群(リリース順)
・マツ・グスタフソン バリトン・サックス・ソロ/カタパルト(dms-103)
・梅津和時/ショウ・ザ・フロッグ(dms-104)
・巻上公一/月下のエーテル(dms-107)
・大友良英/2台のギターと2台のアンプによるモジュレーション(dms-119)
・blacksheep/blacksheep(dmf-122)
・今井和雄トリオ/Blood(dmf-124/125)
・梅津和時/梅津和時、演歌を吹く。木管無伴奏ソロ。(dms-126)
・千住宗臣&山本達久 / a thousand mountains(dmf-131)
・アクセル・ドゥナー + 今井和雄 + 井野信義 + 田中徳崇/rostbest?ndige Zeit(dmf-132/133)
・広瀬淳二 テナー・サックス・ソロ /ジ・エレメンツ(dms-135)
・KANON(=高瀬アキ + 内橋和久 + アクセル・ドゥナー)/BEAUTY IS THE THING(dmf-141)
・坂田明/平家物語(dms-142)
・sim/sec : ond sim(dmf-149)
dj sniff / プロフィール
1978年生。ターンテーブル奏者、DJ、キュレーター。実験音楽/インプロビゼーション/電子音楽の分野で活動。1995年にDJ活動開始。2001年にミックスCD 「Deframed Memories+-」をリリース後渡米。ITPで修士課程を終了後、アムステルダムに移住し、STEIMの電子楽器、アーティスティックディレクターを長年務める。現在は香港に移住し城市大學School of Creative Media客員教授を務めるが、東京との往来も頻繁になり、あらゆる国の先鋭的なレーベルより自身の作品をリリースしている。彼のプレイはいわゆるマスイメージの「DJ」とは大きく異なり、ターンテーブルに加え独自の演奏ツールを組み合わせながら音楽を創作してゆくもので、ライブでのそのしなやかでスピード感溢れる手さばき、それによって作られたサウンドを体験するとタダモノではないことが納得できるだろう。
録音:2010年〜2013年
録音/ミックス エンジニア:dj sniff
マスタリング:近藤祥昭(GOKサウンド)
カヴァー:ジェフ・キム
デザイン:鈴木聖
Tracklist
SIDE A
1. はじめに (LP未収録) / 2. 循環無呼吸奏法 (LP未収録) / 3. ブルッセルからの電車内では荷物に気をつけろ (LP未収録) / 4. 人工喉 (LP未収録) / 5. クチセサイザー / 6. 吹かず和時 (LP未収録) / 7. 続・アンコール (LP未収録) / 8. 春の夢 / 9. 液状化 / 10. 珊瑚礁の黒羊 / 11. Bonus Track - June 18, 2012 Amsterdam
REVIEW
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