WAYNE SIEGEL / Early Works (CD)

WAYNE SIEGEL が20代半ばに作曲した最も過激で印象的な作品のセレクション『Early Works』。

WAYNE SIEGEL の『Early Works』。WAYNE SIEGEL が20代半ばに作曲した最も過激で印象的な作品のセレクション。このCDバージョンには、デンマークのレーベル Paula からリリースされた1983年のオリジナルLP「Autumn Resonance / Domino Figures」も含まれたコンピレーション。

ピアノ、ギター、演奏空間の音響を用いカノンのような手法で万華鏡的ミニマル・ミュージックが空間に起ち上がっていく様は、非常に美しく、モアレ状の渦に巻き込まれるようです。スティーブ・ライヒなどのミニマル・ミュージック好きからモダン・クラシカルのファンまでお聴き逃しなく。

1953年にロサンゼルスで生まれ、1979年から1980年にかけてデンマークに移住した WAYNE SIEGEL は、非常に個人的なランゲージの可能性を探索し、カレイドスコープ的異質なポスト・ミニマリズムを形成しました。電子音楽からオーケストラ作品、室内楽から長編SFオペラまで、さまざまなジャンルで音楽を作り上げています。クロノス・カルテット、Singcircle、Safri Duo、ハリー・スパルナーイなどのアーティストが彼に作品を依頼しています。作品の多くは、民族音楽、前衛的ロック、ミニマリズムからの影響を網羅し、多様な文化的要素と作曲技法が組み合わされています。

Tracklist
1. Autumn Resonance 26:06 / 2. Domino Figures 18:45 / 3. Voices Recurrent 13:15 / 4. Music For 21 Clarinets 15:43