シドニーを拠点とする PLEASURE のデビュー作『Saint Albans』は、人力ローファイ・エレクトロニカとも呼べる不思議な魅力を放つ。

PLEASURE の『Saint Albans』。Adam Connelly (synthesizers + vocals)、Jonathan Boulet (bass guitar + fx pedals)、Hugh Deacon (drums) から成る、シドニーを拠点とするプロジェクト PLEASURE のデビュー・アルバム『Saint Albans』。歪んだシンセ、不規則なドラムビートでありながらも滑らかに研ぎ澄まされた曲の構造を持った、エネルギッシュかつヒプノティックなアルバム。

人力ローファイ・エレクトロニカとも呼べる、なんとも不思議な魅力を放つこのアルバムは、Boards of Canada、Black Moth Super Rainbow、Aphex Twin、Fuck Buttons、Blanck Mass、Lightning Bolt などから Third Eye Foundation のファンにまでお薦めです。

本作は、オーストラリアの森林火災で全焼してしまった小さな農家で、2019年10月12日から14日までの３日間にわたって録音された音源からアルバムに纏められました。

Tracklist
1. MISTY 191012 3' 58'' / 2. BE YOURSELF HARDER 191012 2' 10'' / 3. TASTE MOUTH 191013 3' 51'' / 4. PLEASER STROLL 191012 3' 01'' / 5. BREATHE IN 191012 4' 26'' / 6. SUBLIMATION 191014 3' 21'' / 7. SLURP 191013 4' 22'' / 8. BRAIN WASTE 191013 10' 22'' / 9. WONK 191012 2' 29''