世界的ピアニストによる瑞々しい即興作品。
天才少年ジャズ・ピアニストとして脚光を浴びた佐藤允彦と、ヤニス・クセナキスに師事し現代数学理論を作曲の場で実践する高橋悠治。邦楽器と現代音楽を融合させる当時としては画期的な試みだった、武満徹と一柳慧による「オーケストラル・スペース」という日生劇場でのイベントで出会い、その後もそれぞれの留学先であるアメリカで親交を暖めていたピアニストふたりによる初のデュオ作品。みずみずしいピアノのインター・プレイ。ロマンティックな即興の駆け引きは、この手練れの両者だけに濃厚。また、本作は日本におけるシンセサイザーを使った最も初期の即興作品として知られ、高橋悠治がEMSを、佐藤允彦がミニ・ムーグを使用している。
オリジナルLP発売年:1974年 日本コロムビア
# 高橋 悠治 (YUJI TAKAHASHI) の関連作品 # MASAHIKO SATOH の関連作品
REVIEW
Related Items
-
-
DIE LIKE A DOG / Fragments of Music, Life and Death of Albert Ayler (2LP)
-
BRÖTZMANN | VAN HOVE | BENNINK & MANGELSDORFF / Outspan No. 1 (LP)
-
-
PETER BRÖTZMANN / MISHA MENGELBERG / HAN BENNINK - 3 Points And A Mountain (LP)
-
-
-
柳ジョージ+NADJAバンド / 祭りばやしが聞こえる (George Yanagi+NADJA BAND / Matsuri Bayashi ga Kikoeru) (LP)
-
-
-
-
森山威男 / スマイル (Takeo Moriyama / Smile) (LP - Clear Sky Blue Vinyl)