Legowelt、Kutmah、Levantis (Actress) らのリリースで知られる気鋭インプリント Technicolour より、シカゴの変態・舞踏電子音楽家 Jamal Moss こと Hieroglyphic Being による最新アルバム。自ら主宰する Mathematics や RVNG Intl.、Soul Jazz、SOTU などから多数リリースを重ね、Sun Ra の Marshall Allen や、Noleian Reusse とのコラボ・プロジェクト Africans With Mainframes など、その多岐に渡る活動で現在のユニークな地位を確立してきた Jamal Moss だが、本作『The Disco's Of Imhotep』では、ヘミシンク技術で生み出されたハーモニーと、バイノーラル・ビートを含む音楽で、リスナーのマインドと体を癒しエネルギーを注入するようなフリクエンシーとヴァイブレーションを作り上げている。アヴァンギャルドな音像が特徴の Jamal Moss だが、本作では普段の凶暴で荒々しいスタイルは鳴りを潜め、「ヒーリング」、つまり音楽が持つ癒しの側面を意識し、歴史上最初の医師の一人である古代エジプトの高級神官 Imhotep に捧げる為というテーマのもと本作は制作された。
Hieroglyphic Being | ハイエログリフィック・ビーイング
Hieroglyphic Being はアメリカ人電子音楽家 Jamal Moss によるプロジェクト。1996年に自らが主宰する Mathematics Recordings より Steve Poindexter との共作でデビューすると、その後も Sony Europe、Axis、Soul Jazz、Ghostly International、Creme、PlayHouse 等、名の知れたレーベルから多数リリースを重ね、ディープな実験電子音楽と生まれ故郷のシカゴにルーツを持つフリー・ジャズを融合させたスタイルから「アフロ・フューチャリスト」として人気を博す。また、現在までにデトロイトの巨大フェス「Movement」をはじめ、世界の数々のフェスにも参加し名実共にトップ・プロデューサーの仲間入りを果たす。2016年、最新作『The Disco's Of Imhotep』を Ninja Tune オフシュート Technicolour よりリリース。
Tracklist
A1. The Shrine Of The Serpent Goddess / A2. Sepulchral Offerings / A3. Spiritual Alliances / A4. Heru / A5. Crocodile Skin
B1. The Sound Of KMT / B2. The Way Of The Tree Of Life / B3. The Disco's Of Imhotep / B4. Nubian Energy
REVIEW
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