※以下レーベルによる解説。
芳垣安洋(drums, prec)と山本精一(guitar, misc)による即興デュオ・ユニット、ナンバジャズ。ナンバジャズの「ナンバ」は大阪の難波ではなく、ナンバ歩きのナンバである(ナンバジャズ・談)。ナンバジャズのジャズは、実はJAZZではなくJAZUである(山本精一・談)。
ナンバジャズはこれまでに4回のライブを行った。そのうち3回のライブが録音され、そのうちバッチグーな演奏10曲を厳選したのが本作である。山本精一のギターは実に様々な表情を見せる。即興のクリシェに陥ることのない音の出し方、すなわち天才的な閃きを終始キープしている。全くこの人は天才だ。芳垣安洋のドラムとパーカッションは、デュオのテクスチャーを形作る一方、山本精一の心を常に読んでいるかのようだ。あまりに奇跡的なタイミングで入るフィルインや場面変換の妙はやはりタダモノではないドラマー&パーカッショニストなのである。
REVIEW
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