Nils Frahm & Anne Müller による『7fingers』のアナログ盤。
素晴らしいリリースを連発するドイツ人ピアニスト Nils Frahm が2009年に発表した作品『7fingers』。本作は、Beatplanet や Four Seasons In One Day というバンドのメンバーで、SDNMT、Phillip Boa、Klez.E などの作品に参加するベルリン在住のチェリスト Anne Muller とのコラボレーション作品『7fingers』。ピアノとチェロ、ヴァイオリン、フィールドレコーディングによるモダン・クラシカルを挟みつつ、意外にもチェロやピアノのメロディーと細やかなデジタル・ビートによる鮮やかなエレクトロニカ〜IDMがメインのアルバム。ラストの「Long Enough」では初めてのヴォーカル・トラックにも挑戦するなど、新たなファンを獲得するに充分なアルバム。
Nils Frahm | ニルス・フラーム
1982年生まれ。ドイツ/ベルリンで活動するピアニスト。幼い頃はチャイコフスキー最後の門下生であるNahum Brodskiに師事。 2009年には Peter Broderick がプロデュースした『The Bells』、と友人のクリスマス・プレゼントととして制作した『Wintermusik』をリリース。その後 Efterklamg のレコーディングやツアーに参加。 そして2011年のアルバム『Felt』で GUARDIAN/MOJO /CLASH/DROWNED IN SOUND で高い評価を受け、最も期待される若手ピアニストの一人として注目される。2012年リリースの『Screws』では負傷した親指を使わずゆっくり大事に演奏した作品はピアノ・ファンの枠を越え多くの人に愛される。その後、彼が最も力を入れているグランド・ピアノ+ローズ+アナログシンセというセットでのライブ音源『Spaces』をリリース。そして2015年、著名アーティストが「真夜中に聴きたい音楽」をテーマに選曲、ミックスするコンピレーション「Late Night Tales」にも抜擢される。
Tracklist
A1. Teeth / A2. 7fingers / A3. Let My Key Be C / A4. Show Me Your Teeth / A5. Because This Must Be
B1. Journey For A Traveller / B2. Reminds To Teeth / B3. Duktus / B4. Long Enough
REVIEW
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