MARY JANE LEACH の２枚目となるヴァイナル『(f)lute songs』。

1970年代のニューヨークで活躍した、前衛的かつ実験的な作曲家 MARY JANE LEACH の２枚目となるヴァイナル・リリースは Modern Love から。本作『(f)lute songs』は、スティーブ・ライヒとの交流が作品の基礎となった、ヴォイス・ワークとリード楽器、そしてマルチトラック・テープマシンによるドローン作品。傑作。

1970年代半ばにニューヨークへ移り住み、Julius Eastman、Arthur Russell、Arnold Dreyblatt、Ellen Fullman、Philip Corner、Daniel Goode、Peter Zummo などの作曲家がいたダウンタウンのコミュニティに加わり、Daniel Goode、Peter Zummo、William Hellermann などによる伝説のプロジェクト「Downtown Ensemble」にも参加するなどの活動をするも、真っ当な評価を受けることのなかった MARY JANE LEACH の仕事に光を当てた貴重な作品の一つです。

Tracklist
A1. Trio For Duo / A2. Dowland's Tears
B1. Semper Dolens / B2. Bruckstück