■作品詳細
大阪のインディーズレーベル/アルケミーレコードから1997年に「NOA」、2001年に「NOA2」としてCDでリリースされ、その後廃盤となり、10年以上1度も再販されなかった山本精一のアルバムが2枚組として復刻。
「NOA」は山本精一名義の初めてのソロアルバムで、ギターのコラージュによる音の万華鏡を目指したアルバム。
「NOA2」は前作と同様のギターサウンドコラージュながら、よりアヴァンギャルドでアブストラクトな世界に挑戦した意欲作。
どちらも歌唱は収録されておらず、あくまでギターの音色を極限まで突き詰めた前衛的作品となっている。一聴して山本精一とわかる「あの」音が無限に重ねられた究極のギターアルバム!今回は2枚のアルバムを見開き紙ジャケット・ゲートフォールド仕様で収録。
■山本精一プロフィール
1980年代よりボアダムズ、想い出波止場、羅針盤など、関西のロック、インプロ、
ジャンク、アヴァンギャルド等アンダーグラウンドシーンの中心で活動する、
インディーズ界の鬼才にして常にシーン最前線で活動する孤高のギタリスト。
叙情と繊細の極みのような歌から、狂気の果てのようなアヴァンギャルドまで、
非常に振れ幅の広い才人であるが、JOJO広重をして「日本で最も狂っている音楽
家」と評されるほどの奇行やエピソードにも事欠かない。
作品も他作だが、音を一瞬聞いただけで山本精一の音と分かる、独特の音色、
深いリヴァーブ音から轟音までを自在に操るギター奏法は唯一無比の存在である。
Tracklist
DISC 1『NOA』
01. SOLITALY WAVES
02. FROM CLOCK TO STRINGS
03. RIGHT FINGERS
04. MANITOO'S DREAM
05. GYRO COMPASS
06. BAT (NOA)
07. HITORI NO TAMENI
08. MASH
09. IMPLICATE ORDER
10. FEATHER
DISC 2『NOA 2』
01. 1
02. 2
03. 3
04. 4
05. 5
06. 6
07. 7
08. 8
09. 9
10. 10
11. 11
12. 12
13. 13
14. 14
※ライナーノーツ:JOJO広重
REVIEW
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