CONRAD SCHNITZLER の『Rot』がリマスター再発。Tangerine Dream や Kluster のオリジナル・メンバー、ジャーマン・ロックの伝説 Conrad Schnitzler の1973年に自主リリースされていたカラー・シリーズ第2弾『Rot』が独 Bureau B より再発。

当時のエレクトロニクスを駆使しシーンに新たな風を吹き込ませた、ソロになってからの1枚目となる怪作。リズムの核となるループに緩急付けながら、その上をエレクトリックなノイズ、ギター、シンセが飛び交う、アナログならではのズレやヨレが独特のトリップを引き起こす、長尺の3曲を収めた実験的作品。コンラッド・シュニッツラーは1960年代にヨゼフ・ボイス門下生としてアートを学び、その後ベルリンを拠点にタンジェリン・ドリーム、クラスター (KLUSTER) などを経てソロ活動で孤高のサウンド・スタイルを確立したジャーマン・エレクトロニクスのオリジネイターである。彼のサウンド・スタイルは抽象絵画や現代アートを思わせる表現主義的な手法で作曲され、現在までに数百にものぼる作品を制作している。

Tracklist
1. Meditation 19:43 / 2. Krautrock 20:11 / 3. Red Dream 24:23