HAROLD BUDD:
1960年代のUSアヴァンギャルド・シーンで頭角を現した HAROLD BUDD は、John Cage や Morton Feldman から影響を受け、当時流行っ ていた極度なコンセプチャル・スタイルとは対照的に自らのアーティスティックな実存的美学を追求した。1978年、Brian Eno は自身が主宰のアンビエント・レーベル Obscure の第2弾リリースとして HAROLD BUDD の作品をプロデュースした。「アンビエント・ミュージックのゴッドファーザー」と称されることに関してあまり快く思っていなかった Harold Budd だが、同時に、当時新ジャンルとして認識されていたアンビエントを使うことによって、アカデミックかつクラシカルなミニマリスト音楽シーンからの脱却を図り、オリジナルの自然主義的な作曲スタイルを 確立していった。特定のジャンルにとらわれない HAROLD BUDD は活発にコラボレーションを行い、Cocteau Twins (ギタリストの Robin Guthrie とは数々の映画のスコアでも共作)、 John Foxx (Ultravox)、Jah Wobble (Public Image Limited)、Andy Partridge (XTC)、そして Brian Eno もプロデューサーとしていくつかの作品に参加している。
Tracklist:
1. Templar 9:35 / 2. Tong War 5:42 / 3. Quandari 16:55 / 4. Vari 4:51 / 5. Nec Spero 2:03 / 6. Moss Landing 4:40 / 7. Chualar 2:23 / 8. Atl Atl 2:54 / 9. Nec Metus 8:10 / 10. Drita 2:36 / 11. Monument 4:53 / 12. Reini 7:15 / 13. Ghost Cloud 1:24
REVIEW
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