RICHARD CHARTIER のアルバム "Recurrence"。2000年にスタートしたアメリカ人サウンドアーティスト Richard Chartier 自身が主宰する Line レーベルの1枚目として2000年にリリースされた作品「Series」は、非常にデリケートなサウンドのため、周りのノイズやサウンドシステムの限界によりライブでは再現できないものでした。そして2011年、Richard Chartier は「Series」を再構築し、全く新しい作品を作るこのプロジェクト「Recurrence」をスタート。

2011年11月に、この作品の繊細さを表現可能なリスニング環境をもつモントリオールの OBORO で初公演が行われ、2012年10月には30チャンネルによるライブも行われました。本CDにはスタジオ録音ヴァージョン「Recurrence(Series)」と、部屋の音調と他の低周波を探求した「Recurrence(room/crosstoness)」を収録。デリケートな微弱音のドローンが複数絡み合う中に、霧のような細かな音の要素がちりばめられ、さらに地鳴りのような低音をも構成し、まるで奇妙な風景を見ているかようなサウンドスケープ作品。

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TRACKS:
1 Recurrence (room/crosstones) 21:04 / 2 Recurrence (Series) 51:12