POLYROCK の『Polyroc』。70年代末期から80年代初頭にニューヨークで活動し、ディーヴォとの同時代性を感じさせ、裏トーキング・ヘッズとも言えるアート感覚あふれる洗練されたサウンドを鳴らしていたカルト・ニュー・ウェイヴ・バンド POLYROCK のファースト・アルバムが初CD化。

プロデュースはフィリップ・グラスによるもので、ほぼメンバー的にかかわっていたといえるフィリップ・グラスの影響化にあるミニマルで洗練されたリズムに、静かに痙攣するようなギターとシンセの音色がクールに響くアート・ロックは、約30年前の音源とは思えない斬新さ。性急かつ冷ややかにダンサブルな11曲入り。

ＮＹのノー・ウェイヴ・シーンで活動していた MODEL CITIZENS を母体として78年に結成された６人組である彼ら。80年にRCAからリリースされその後ずっと廃盤となっていたまさに「幻の名盤」であるファースト・アルバムが初CD化。

当時の国内盤LPで「テクナヴァンギャルド」という好センスな邦題が与えられ、ムーン・ライダーズの鈴木慶一氏が解説を手がけていた作品です。「ディスク・ガイド・シリーズ～テクノ・ポップ」（シンコー・ミュージック社）にも掲載されている作品です。

- 輸入盤／帯・解説付きCD

For fans of... Philip Glass, B-52's, Devo, Talking Heads, Polysics, Television, Joy Division, New Order, Ultravox, Suicide, Lene Lovich, Cabaret Voltaire, OMD, LCD Soundsystem, Heaven 17, Human League, Bloc Party, Gang of Four, Franz Ferdinand