2008年にリリースされ高い評価を得た前作「Filaments & voids」に続き、本作でも生楽器のサウンドとコンピューターによるプロセスを融合させたスタイル。メタロフォンとザイロフォンを用いたTR1ではプロセスは一切せず、それぞれの楽器を数時間演奏した後編集した20分強の”短い”トラックは、Kenneth Krischner の作品の中ではもっともカオティックでもっともナチュラルな作品。その後に続く曲では、ピアノ、ストリングス、チェレスタ、木管楽器、ホーン、ピアノ等、楽曲ごとに複数の生楽器が決められ、元の楽器の音色とプロセッシングを施した淡いトーンが空間に丁寧に配置されていく、ミニマルな美しさに溢れるサウンドスケープ。
今作は全4曲収録ですが、トータルの収録時間は約3時間に及び、CD3枚組でのリリース。
Tracklist
01. January 4, 2011 / 02. November 7, 2010 / 03. September 25, 2010 / 04. January 18, 2011
REVIEW
Related Items
-
-
DIE LIKE A DOG / Fragments of Music, Life and Death of Albert Ayler (2LP)
-
BRÖTZMANN | VAN HOVE | BENNINK & MANGELSDORFF / Outspan No. 1 (LP)
-
-
PETER BRÖTZMANN / MISHA MENGELBERG / HAN BENNINK - 3 Points And A Mountain (LP)
-
-
-
柳ジョージ+NADJAバンド / 祭りばやしが聞こえる (George Yanagi+NADJA BAND / Matsuri Bayashi ga Kikoeru) (LP)
-
-
-
-
森山威男 / スマイル (Takeo Moriyama / Smile) (LP - Clear Sky Blue Vinyl)