JON MUELLER の『Alphabet Of Movements』。Volcano Choir のメンバーで、元 Pele、Collections Of Colonies Of Bees の JON MUELLER が2011年にリリースしたアルバム『Alphabet Of Movements』。小さなアンプの上に設置したスネア・ドラムとゴングによる20分のライヴ作品。

2010年の『The Whole』リリース後、オヴァー・ダビングをやめ、彼自身の哲学を内包するようなライヴ・セットを行っていくことに決めたそうです。その結果がこの「I Almost Expect to be Remembered as a Chair」という曲で、全米中のいろいろなライヴ会場で演奏しつづけました。その小さなアンプの上に設置したスネア・ドラムの独特なセッティングによる20分のライヴ作品を、スティーヴ・アルビニの Electric Audio studio で Greg Norman によってテープに録音したものが、このアルバム。スネア・ドラムとゴングをフィーチャーした2ヴァージョンを収録。驚くほど透明感のある反響音と、技巧的なパーカッションによる、ドローンとノイズの解釈はまさに JON MUELLER ならでは。

ベルリンの Dubplates and Mastering でカットされた限定盤。

Tracklist
A. I Almost Expect to be Remembered as a Chair (for snare drum) 21:04
B. I Almost Expect to be Remembered as a Chair (for small gongs) 19:42