A CERTAIN RATIO / Force (CD)

A CERTAIN RATIO の『Force』。2008年に11年ぶりの新作を発表し話題となったポスト・パンク・レジェンド、A CERTAIN RATIO が1986年に発表した通算４作目『Force』、Factory Records に残した最後のアルバム『Force』が LTM より再発。シングルおよび限定EPなどにのみ収録されていたレア音源をボーナス・トラックとして追加収録。

78年、マンチェスターにて結成。ほどなくして Factory Records と契約し、数枚のシングルやカセットをリリース。ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダー、ドゥルッティ・コラム、トーキング・ヘッズなどとのライヴにより着実に人気を集め、81年にはデビュー・アルバム「To Each」をリリース。ファンクの影響を取り入れたポスト・パンクに、マーティン・ハネットによる初期 Factory を象徴するようなサウンド・メイクが施され、強烈な個性を見せた。

本作は、86年に満を持して発表された４作目のフル・アルバムにして Factory Records に残した最後のアルバム。代名詞であるコールド・ファンクのスタイルに、ラテンやエレクトリック・ミュージックへの接近を試みたグルーヴがうねりを上げる楽曲から、ネオ・アコースティック勢とリンクするメロウでポップな楽曲まで多岐にわたるサウンド・プロダクションが光る人気作。

さらに本作には、12インチ・シングル「Mickey Way」から「Inside」「Si Firmi O Grido」、オーストラリア限定の12インチ・シングル収録のクラブ・アンセム「Boosty」の Robert Racic Remix、イタリア限定のEPにのみ収録された「The Runner」と、入手困難な貴重音源をボーナス・トラックとして追加収録。シングル楽曲にも赴きを置いていた彼らの魅力が詰まった往年のファンも納得の好内容。

Tracklist
01. Only Together / 02. Boots / 03. Fever 103 / 04. Naked And White / 05. Mickey Way / 06. And Then She Smiles / 07. Take Me Down / 08. Anthem (Bonus Track) / 09. Nostromo A Go Go / 10. Inside / 11. Si Firmi O Grido / 12. The Runner / 13. Bootsy (Racic Remix)