BBC RADIOPHONIC WORKSHOP による、1963年からイギリス BBC で放送された SF テレビドラマ・シリーズ「Doctor Who」の劇中音楽を集めたコンピレーション・シリーズ第２弾。

BBC RADIOPHONIC WORKSHOP の『Doctor Who At The BBC Radiophonic Workshop - Volume 2: New Beginnings 1970-1980』。BBC RADIOPHONIC WORKSHOP による、1963年からイギリス BBC で放送された SF テレビドラマ・シリーズ「Doctor Who」の劇中音楽を集めたコンピレーション・シリーズ第２弾。

1972 年の第９シーズンの第３シリーズ「The Sea Devils」の Malcolm Clarke による完全なスコアが初めて収録されています。このコンピレーションには他に、Brian Hodgson によって実現された Dudley Simpson の作曲作品が数曲、 第７シーズンの最終回「Inferno」で使用された Delia Derbyshire の音楽、1979 年の Peter Howell のデモ２曲、およびその時代の Dick Mills によるサウンド・エフェクトも含まれています。

George Martin や Brian Jones も一目置いていたという、作曲家と技術者の異能集団 BBC RADIOPHONIC WORKSHOP。JOHN BAKER、DAPHNE ORAM など、後の実験音楽ファンにもお馴染みの専属コンポーザー/ディレクターを抱えた、英国におけるミュージックコンクレート、ノイズ、アンビエント、オシレイションの草分けでもあります。

イギリスのポップカルチャーに多大な影響を与えた、1963 年から放送の BBC 制作放映 SF テレビドラマ・シリーズ『DOCTOR WHO』。主人公ドクターと呼ばれる異星人による時空旅行の各エビソードを彩った巧妙で不可思議なサウンドの数々。そのストーリー同様にイマジネーション溢れるサウンドは、初期電子音楽からモンドのファンにまでお薦めです。