John Wiese と Charlie Mumma による実験的ユニット SISSY SPACEK の、最も魅力的なコラボレーション作品の一つと言える『Entrance』を Shelter Press から。

SISSY SPACEK の『Entrance』。活動26年目を迎える、ロサンゼルスを拠点に活動する、John Wiese と Charlie Mumma のデュオによる実験的ユニット SISSY SPACEK が、これまでで最も魅力的な作品の一つと言えるコラボレーション・アルバム『Entrance』を Shelter Press からリリース。深く濃密で繊細なミュージック・コンクレート作品。

Tim Barnes、Marco Fusinato、Aaron Hemphill、Brad Laner、Katsura Mouri、C Spencer Yeh、そして Ralf Wehowsky (P16.D4のメンバー) にサウンドの提供を依頼。そして提供された録音は、切り刻まれ加工再構成され、アルバムを構成する４つの作品、「Web Of Unfolding Appearance」、「Figure Of Reflected Light」、「Trancher And The Inheritors」、「True Dimension（From The Opaque - Spike）」となりました。

2000年代初期に結成されたロサンゼルスを拠点とするプロジェクト SISSY SPACEK は、1990年代のアメリカン・ノイズとグラインドコアという複雑で激しい文脈から誕生し、瞬く間にシーンを席巻。メンバーは入れ替わり立ち替わり幾度となく進化を遂げ、最終的に John Wiese と Charlie Mumma のデュオに落ち着きました。この25年の間、バンドは自らの文脈を覆す進化を続け、ノイズという極限の音に、繊細で洗練されたフリー・インプロヴィゼーションとミュージック・コンクレートのアプローチを融合させてきました。


1. Web Of Unfolding Appearance 9:53
Performer - Aaron Hemphill, C. Spencer Yeh, Charlie Mumma, John Wiese, Katsura Mouri, Ralf Wehowsky
2. Figure Of Reflected Light 17:46
Performer - Brad Laner, C. Spencer Yeh, Charlie Mumma, John Wiese, Marco Fusinato
3. Trancher And The Inheritors 17:51
Performer - C. Spencer Yeh, Charlie Mumma, John Wiese, Tim Barnes
4. True Dimension (From The Opaque-Spike) 16:13
Performer - Charlie Mumma, John Wiese, Ralf Wehowsky