たとえばブライトンでの演奏の際は、機材の重量オーヴァーのため出発空港で追加料金を支払うことになり、イギリスでの生活費がなくなって、ヒースローまで主催者に迎えに来てもらう羽目になった。そんなエピソードは、中原を知る人間には相変わらずの事態でもあるのだが、それは同時に、「そうまでしても重いアナログ機材を使わなければならない」という中原の音楽に対する態度の証でもある。その重さ、不便さがこのアルバムには充満している。もちろん、ヘア・スタイリスティックスでしかありえない独特のユーモアとともに。
中原昌也によるイラスト・シール・ジャケット
Listen:Brighton September 2007
Track List:
CD#1
1. Okubo EARTHDOM、Tokyo February 2007 / 2. America August 2008 / 3. Brighton September 2007
CD#2
1. Shibuya LUSH, Tokyo May 2007 / 2. Shibuya LUSH, Tokyo May 2007 / 3. New York August 2008 / 4. Tsukiji Hongwanji, Tokyo August 2008
CD#3
1. unknown
REVIEW
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