GREGG KOWALSKY / Tape Chants (CD)

GREGG KOWALSKY の『Tape Chants』。長年コンピューターをメインの楽器とした作曲を行っていた GREGG KOWALSKY がデジタル制作に限界を感じ、デジタルからアナログ機材へシフトして制作されたのがこの『Tape Chants』。このシリーズでは、テープをメインの素材として用い、ピッチコントロールなどで改造が施された様々なカセットプレーヤーのモノラルスピーカーで、色々な音の素材を再生して音楽を構築していくというもの。ライブでは６〜１０個のカセットプレーヤーをステージに置いて、１つ１つのカセットプレーヤーの音量を調節しながらパフォーマンスを行っているらしい。アナログシンセ、サイン波オシレーター、ゴング、ピアノ、コンタクトマイクなど、様々な音の素材から生まれる深淵なドローンサウンド。本作ではライブではみられないリズミカルな要素も加味されている。2009年に Kranky からリリース。

Tracklist
1. Invocation 01:07 / 2. I-IV 20:45 / 3. V 01:16 / 4. VI-VII 13:23 / 5. VIII 00:51 / 6. IX 04:19 / 7. X-XI 08:07