SAVVAS YSATIS と TAYLOR DEUPREE による『The Sleeping Morning』。12k limited series。ギリシャの Savvas Ysatis とレーベルオーナーの Tayor Deupree によるコレボレート作品。アコギ、オートハープ、パーカッション、アナログシンセ等を用いて、直接マルチにレコーディングを行ったという本作は、暖かくオーガニックなサウンドをマイクで取る事にこだわって作らたという。その後ボーカルも加えられ、フォークとミニマリズムが見事に融合した穏やかな雰囲気の美しい作品が誕生。

この二人は90年代半ばに SETI、fatique, arc など様々な名義で活躍し、さらに日本の建築家、伊東豊雄の横浜風の塔へのサウンドトラック制作も行っていました。その後二人は別々の道を歩み、Ysatis はベルリンの名門テクノレーベル Tresor からリリースを、T.Deupree は 12k レーベルを設立。今回の作品は約10年振りの顔合わせ。

本作のパッケージは 12k レーベル初登場の100%リサイクル紙と生物分解できるインクを用いた箱型タイプの物。安全な素材のパッケージ作りと無駄な資源を減らす目的のため、ビニールのシュリンク包装はされておりません。