2006年に The Notwist とマネージャー Florian が運営するレーベル Alien Transistor よりデビュー。Lali Puna の Christoph Brandner と Jersey、Iso68 のFlorian Zimmer、Max Punktezahl (the Notwist, Contriva) による Saroos セカンド・アルバム発表。今回はその Alien Transistor と Anticon による 13&God 以来となる共同リリース！！前作では、AnticonのAlias がプロダクションでは無くラップで参加していましたが、今作は Odd Nosdam がプロデュースとミックスで参加！！

前作で聴けたような　生ドラムから電子ビート、民族パーカッションなど「パーカッシヴ」なヒプノティック・ビートを主体に、Tortoise のよな実験的スタイルから Jaga Jazzist にようなコンテンポラリースタイルまで織り交ぜ、逆回転したマリアッチをサンプルしヒップホップ・ビートに乗せたスタイル、ダークなエレクトリック・ダブビーツ、Odd Nosdam らしいローファイサイケなビートが打ち込まれたエクスペリメンタル・ビートなトラックまで展開！特に "Scott" は、Clouddead 時代や "This Is My Element soundtrack" 作品を思い起こさせる雰囲気。
ベルリンとヴェルハイムでレコーディングされた作品であり、Saroos がバークレーのスタジオに訪れ、第4のメンバーとして Odd Nosdam がミックスを担当。正にそれは、2005年に Themselves が the Notwist と一緒に 13&God としてコラボレートした事の再来かと・・・13&God のセカンドアルバムも制作中ということで、またこのドイツとアメリカのフレンドシップに注目したい。