PHILL NIBLOCK が Dafne Vicente-Sandoval のファゴットをフィーチャーし作り上げたエレクトロ・アコースティック作品『NuDaf』。

NEIL LEONARD の『Sonance For The Precession』。 ドクメンタ、ヴェネツィア・ビエンナーレ、グッゲンハイム美術館、MoMA などでもフィーチャーされ、霧の彫刻家・中谷芙二子作品の音響も担当したことのある NEIL LEONARD がウィリアムズカレッジ美術館 (WCMA) から委託され制作したサイト・スペシフィック・サウンドインスタレーションで、歳差運動と調和級数を探求し、日没の30分前に毎日30分間演奏したというエレクトロ・アコースティック作品の音源を、LPそしてステレオ・リスニング用に再構成したのがこのヴァイナルとなります。

アルトサックスと電子音に基づいたこのサウンド・インスタレーションは、WCMA に隣接する米国で最も古い天文台である歴史的なホプキンス天文台のドームから再生されました。

NEIL LEONARD は、Juan Blanco、Alvin Curran、Richard Devine、Vijay Iyer、Phill Niblock、Rudresh Mahanthappa、Los Muñequitos de Matanzas、Robin Rimbaud (Scanner)、Stephen Vitiello、Hal Wilner、Amnon Wolman などと共演および録音しています。

レーベルの XI Records は、Phill Niblock によってプロデュースおよびキュレーションされる Experimental Intermedia から派生し、1990年に設立されました。

Track Listing:
A1. Sonance for the Precession Part I 19:56
B1. Sonance for the Precession Part II 19:13