JASMINE GUFFOND のアルバム『Microphone Permission』が Editions Mego よりヴァイナル・リリース。

JASMINE GUFFOND の『Microphone Permission』。Sonic Pieces、Staubgold、Monika Enterprise などからも素晴らしい作品をリリースする、オーストラリアのサウンド・アーティスト JASMINE GUFFOND のアルバムが、驚くことに Editions Mego からリリース。アンビエント、クラブミュージックとディストピアなサウンドトラックの狭間のどこかに佇む、偏執的で冷徹な中にも静寂さを漂わせた音楽。

本作『Microphone Permission』は、２年間かけて作り上げられた不穏なサウンド・ジャーニー。それは現在も継続中の、現代のコミュニケーションツールを利用した、オンライン監視とサウンドに関するリサーチから提示されたものです。2018年にスペインのサッカーチームのファンがアプリにマイクの許可を与えたことで、無意識のスパイに変えられた事件に触発された事が本作に繋がりました。

JASMINE GUFFOND は様々なプロジェクトに取り組んでいます。メルボルン市のデータを音響化、絶滅した森林に関するダンスパフォーマンスのための音楽、リアルタイムで Twitter メタデータを音響化するインスタレーション、フェミニズムに関する演劇作品の音楽、Linachtalsperre ダムでのサウンド・インスタレーション作品など。Torben Tilly とのプロジェクト「Minit」でも知られる。

Tracklist
A1. Post Human / A2. GPS Dreaming / A3. Vision Strategy Coordinators
B1. Swan Song / B2. Say Yes / B3. Boundless Informant