ANATHALLO の『Canopy Glow』。ANATHALLO が2009年に Anticon からリリースしたアルバム『Canopy Glow』のアナログ盤。シガーロス・ミーツ・ブロークン・ソーシャル・シーン等とも評される、シカゴの7ピース・バンド ANATHALLO。シガーロスの叙情的なメロディーと端々に見せる遊び心、そしてブロークン・ソーシャル・シーンのブラス感を足して更に日本的で懐疑的な解釈をプラスした様な、唯一無二のサウンド。

７人が様々な楽器、更には手拍子や足踏み、声を楽器の様に用いるなど、曲や展開によって全員が使い分け作り出される幻想的で美しくリズミカルな楽曲は、まるで演劇を見ている様な錯覚させ起こさせる。ライブでのダイナミズムや、本当に演劇さながらのパフォーマンスは圧巻の一言。「Cafetorium」では DOSH のドラミングをフィーチャー。

プロジェクトの A&R は WHY? の Yoni Wolf、ミックスはEli Crews (WHY?, Subtle)、Tony Espinoza (New Order, Rogue Wave)、 Neil Strauch (Chin Up Chin Up)、マスタリングはMike Wells (John Vanderslice, Son Lux)。

Track Listing:
01 Noni’s Field / 02 Italo / 03 Northern Lights / 04 The River / 05 Cafetorium / 06 Sleeping Torpor / 07 All The First Pages / 08 John J. Audubon / 09 Bells / 10 Tower Of Babel