LOREN CONNORS の『The Curse of Midnight Mary』。LOREN CONNORS (ローレン・コナーズ) の最初期にあたる1981年にレコーディングされたレア音源が、Family Vineyard から『The Curse of Midnight Mary』として2009年にアルバム・リリース。アコースティック・ギター１本と歌による呪術的なブルース。

『ミッドナイト・メアリーの呪い』というアルバム・タイトルは「Midnight Mary」と呼ばれるアメリカの都市伝説から来ていて、｢コネチカット州ニューヘイヴンにある、不幸な死を遂げたメアリーの墓地で真夜中に彼女の幽霊につかまった人は翌日に死ぬ」という都市伝説。若き日のローレン・コナーズ青年はわざわざその墓地まで行き、この作品をレコーディングしたとのこと。そんな長い間忘れ去られていたロスト・アルバムがこのたびリリースされたのです。「chant 1」から「chant 9」と名付けられた楽曲で、アコースティック・ギター1本、トランス状態ともいえるような状態で歌う、呪術的ブルース。

ジャケットのペインティングはローレン・コナーズ自身によるもの。


Tracklist
Chant 1 2:28 / Chant 2 5:41 / Chant 3 3:39 / Chant 4 2:35 / Chant 5 7:12 / Chant 6 2:13 / Chant 7 2:31 / Chant 8 2:24 / Chant 9 2:52