FROM SCRATCH / goat / DON'T DJ / UTENA KOBAYASHI GROUP / 8,9,10 and 9,10,11 Gung Ho 1,2,3,D (2LP)

FROM SCRATCH、goat、DON'T DJ、UTENA KOBAYASHI GROUP による "8,9,10 and 9,10,11 Gung Ho 1,2,3,D"！！伝説的な演奏集団フロム・スクラッチの代表作かつ傑作『ガン・ホー1,2,3D』を、現行アーティスト達が『翻訳』。パーカッションを共通分母に各人の演奏表現を探求したカバー集。

フロム・スクラッチは、極左音楽家コーネリアス・カーデューに学んだフィル・ダドソンが、スクラッチ・オーケストラのニュージーランド支部として70 年代に組織した演奏集団が発展したもの。彼らは戦闘的な風貌のカスタム楽器で世界的に知られ、坂本龍一も一目おいた打楽器ユニットとなり、2 度の来日も果たした。

彼らの真骨頂といえる作品が『ガン・ホー1,2,3D』で、演奏者が個別に異なる拍子を叩くホケティングを特徴とし、正確な反復リズムでの究極のポリリズムを聴かせる。今作では『ガン・ホー1,2,3D』で最も複雑な8,9,10 拍子と9,10,11 拍子で演奏された1981 年のオリジナル録音を筆頭に、YPY 日野浩志郎率いるゴート (M2)、独の奇才 Don'tDJ (M3)、現在 D.A.N、トクマル・シューゴ等で活躍する小林うてな (M4) が解釈したカヴァーの計４作品を収録。全て楽譜を元に演奏しているが４者はまるで違う作品となった。

Tracklist
SIDE-A. "8, 9, 10" and "9, 10, 11" from Gung Ho 1,2,3D - From Scratch (1981)（オリジナル演奏）
SIDE-B. "8, 9, 10" and "9, 10, 11" from Gung Ho 1,2,3D - ゴート（カヴァー・ヴァージョン）
SIDE-C. "8, 9, 10" and "9, 10, 11" from Gung Ho 1,2,3D - Don't DJ（カヴァー・ヴァージョン）
SIDE-D. "8, 9, 10" and "9, 10, 11" from Gung Ho 1,2,3D - 小林うてなグループ（カヴァー・ヴァージョン）