SPEKKからのデビュー作「CYCLA」が瞬く間に売り切れ/廃盤となった待望のレベルのセカンド・アルバム!自身の困難で辛い時期に制作された本作は、ダイナミックな響きをしていた前作と対照的に全体的に悲しみ(でも、優しい)を帯びたトーンに包まれている。さらに前作のコンセプトである「とことん削っては構築をくり返し、最終的に元素材は姿を変え全く新たなものに生まれ変わる。」に対して、今回は英のジャスピアニスト Linden Hale や サウンド・アーティストである Keith Berry のピアノ素材を使い、なるべく元の形を変えずにサウンドスケープへと溶け込ませるアプローチで制作されており全編に渡り、美しいコードが断片的に鳴り響いている。8つの楽曲は全て同じ思想で作られており、まるで1本の曲のようである。前作同様、ジャケ写は妻であり写真家の Maura Wallas 作。
REVIEW
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