RITORNELL の３作目となるアルバム『If Nine Was Eight』のヴァイナル。Richard Eigner と Roman Gerold によるユニット Ritornell の、傑作だった２作目から３年ぶりとなるサード・アルバム『If Nine Was Eight』のアナログ盤が Karaoke Kalk から。今作も傑作。コントラバス・フルート、チェロ、ピアノ、ローズなど様々なアコースティック楽器にエレクトロニック・サウンドを複雑に組み合わせながら、より磨き上げられた繊細なテクスチャーと巧妙な細部へのアレンジメントを施した思慮深いエレクトロニカ・サウンド、もしくはコンテンポラリー・ジャズ。アナログ盤は中央部が型抜きされた特殊ジャケット。

ジャズ・チューバ奏者 Jon Sass、サックス奏者 Werner Zangerle、スイス人アヴァンギャルド・パーカッショニスト Julian Sartorius、Wierner Symphoniker の Flip Phillip (マリンバ、ヴィブラフォン)、フルート奏者 Norbert Trawoger の他、ヴォーカルで Mira Lu Kovacs (Schmieds Puls) と Mimu Merz (Book of Now) が参加。

1983年生まれの Richard Eigner は作曲家／サウンド・アーティストであり、Patrick Wolf などの作品にドラマーとして参加する一方、自身のレーベル Wald Entertainment を運営しています。同い年の Roman Gerold はピアニストとして様々なジャズバンドに参加、作曲家として演劇や映画の音楽を手がけています。

Tracklist
1. Stalker's Sentiment / 2. Old People Feat. Mira Lu Kovacs / 3. Silence Of The Sirens / 4. The Bossa Under Your Bed / 5. A Memory Of Athens / 6. Book Of Now Feat. Mimu / 7. Feathers, Neon, Aluminium / 8. Take The Last Train To The Coast / 9. Sleeping Alone Feat. Tobias Koett / 10. If Nine Was Eight