THIS HEAT のセカンド・アルバム "Deceit" がリマスターでアナログ再発。歴史的名盤。チャールズ・ブレン（ギター他）、チャールズ・ヘイワード（ドラムス、ヴォーカル他）、ガレス・ウィリアムズ（ベース、キーボード他）。パンクの精神とダブなどの手法による、飽くなき‘音響’の追究の果てに到達した前人未到の領域。熱狂と冷徹が恐るべきテンションの中で共存するディス・ヒートの音楽は今なお先鋭性を失っていない。

'79年にリリースされたファースト・アルバムの実験音響の革新性と圧倒的な強度に、様々なイメージを喚起するヴォーカルを加味し、81年にラフ・トレードからリリースされたセカンド・アルバムにしてラスト・アルバム。奇跡の名盤。パンク？ニューウェイヴ？アヴァンギャルド？ロック？そのどれでもあり、どれでもない。このセカンド・アルバムのプロデュースを手掛けたのもデイヴィッド・カニンガムで、Rough Trade から1981年にリリースされ、国内盤でも発売されていた。アナログのオフィシャル再発は1988年以来となります。

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Tracklist
A1. Sleep 2:14 / A2. Paper Hats 6:02 / A3. Triumph 2:55 / A4. S.P.Q.R. 3:28 / A5. Cenotaph 4:39
B1. Shrinkwrap 1:40 / B2. Radio Prague 2:21 / B3. Makeshift Swahili 4:04 / B4. Independence 3:42 / B5. A New Kind Of Water 4:57 / B6. Hi Baku Shyo (Suffer Bomb Disease) 4:03