CHARLES HAYWARD の『Skew-Whiff - A Tribute To Mark Rothko 』。THIS HEAT のドラマー、CHARLES HAYWARD が1990年に3枚目のソロ作としてリリースした、抽象画家マーク・ロスコのトリビュート・アルバム『Skew-Whiff - A Tribute To Mark Rothko』がリマスターされ、紙ジャケット仕様、SHM-CDにて待望の再発。歴史的名盤。

現在も視覚芸術に限らず、音楽家、パフォーマー、あらゆる表現者に啓示を与え続ける抽象画家 Mark Rothko のトリビュート・アルバムとしてリリースされたアルバム『Skew-Whiff』は、ドラムという打楽器がメインに構成されていますが、マーク・ロスコの絵画が持つ静寂感を作品の隅々にまで張り巡らした希有なアルバム。2014年に「Lopside」と「Smell Of Metal」がリミックスも加えアナログ・リリースされています。

伝説的バンド、ディス・ヒートの中核的存在だったチャールズ・ヘイワードの単独ソロ・アルバムの２作目。マーク・ロスコの絵画にインスパイアされた作品を中心とした本作は、ディス・ヒートの音楽性を受け継ぎながら、ヘイワードの現在につながる作風が確立された傑作。叩きつけ、当たるもの全てを切断するようなドラムによる強靭なリズムと静的な中にも激情を秘めたテクスチュアを止揚し、振り絞るような唄を交えた表現は20年の時を経た今なお鮮烈に響く。長年入手困難だった記念碑的名作が、紙ジャケ、リマスター、SHM-CDにて待望の再発。解説付き。

Tracklist
１. その役者は群衆と合体する (The Actor Merges with the Crowd) 5:50
２. 冷たい蒼き太陽 (Cold Blue Sun) 3:00
３. 金属の匂い (Smell of Metal) 4:35
４. 不平等 (Lopside) 12:00
５. テムズ川水管理公社 (Thames Water Authority) 21:05