UPPERGROUND ORCHESTRA の『The Eupen Takes』。エクスペリメンタルなテクノを次々とリリースし話題のレーベル Morphine Records から、2012年にリリースされた Upperground Orchestra のファースト・アルバム "The Eupen Takes"。基本的にはクラブ・ミュージックのレーベルと言える Morphine Records ですが、フリー・ジャズをもリリース。その懐の深さと目利きぶりには驚かされます。

この Upperground Orchestra についての詳細は不明ですが、フリー・ジャズを演奏の根底に据えつつも、クラブ・ミュージックを通過したようなグルーヴ感とサイケデリックな音像が溶け合う、非常に興味深いサウンドを奏でています。お薦めの１枚。シルクスクリーン印刷によるジャケットをクリア・スリーブに入れた特殊ジャケット仕様。

Alto Sax, Flute - Piero Bittolo Bon
Bass - Alvise Seggi
Drums - Tommaso Cappellato
Synthesizers, Electronics - Rabih Beaini

Tracklist
A1. Born Again 6:51 / A2. Memory Shark 4:58 / A3. Distorted Spread 6:35
B1. Into The Dust 2:40 / B2. We Travel The Lands Of Stars And Dust 8:29 / B3. Kamanja 8:40