MARC HURTADO と ALAN VEGA によるアルバム『Sniper』。ニュー･ウェイヴの重要バンド「SUICIDE」のアラン・ヴェガと、仏アヴァン・シーンの鬼才「Etant Donne」のマルク・ユルタドとの共作。80年代当時の匂いがプンプンなハンマービートが打ちつける衝撃作。リディア・ランチも参加。

弟のエリックと共にエタン・ドネ（Etant Donne）として80 年代アヴァン・シーンを騒がせたマルク・ユルタド（MARC HURTADO）。映像作家〜プラスティック・パフォーマー〜ミュージシャンとして、リディア・ランチやジェネシス・P・オリッジ（スロッビング・グリッスル、サイキックTV）、スカイ・サクソンなどとのコラボレーションを経て，最近の仕事としては『ザ・マスター・ミュージシャンズ・オブ・ジャジューカ』のプロデューサーおよびそのドキュメンタリー映画制作などが知られています。そして、そのマルク・ユルタドが、今度はスーサイドのアラン・ヴェガとがっぷり四つの共演。ヴォーカルにアラン・ヴェガ、インストゥルメンタルにマルク・ユルタドという布陣ですが、このツワモノ同士がせめぎ合うストイックなパフォーマンスとアート精神が凄まじく、まるで70年代後期〜80年代初期の当時のキレ味そのままな熱気がムンムンに漂ってます。そんな、エレクトロ・アヴァンとアグレッシヴィティーの火花散る13トラック。そして、13曲目「PRISON SACRIFICE」にはゲストとしてリディア・ランチが参加。


＊14曲目はCD未収録。

TRACK LISTING
01. INTRO / 02. BANG BANG / 03. IT / 04. JUKE BONE DONE / 05. SATURN DRIVE DUPLEX / 06. FEAR / 07. SNIPER / 08. CRISS CROSS / 09. SACRIFICE / 10. CRAZY DRIVER / 11. WAR / 12. LET THE BLOOD DRIP / 13. PRISON SACRIFICE (feat LYDIA LUNCH)