DAEDELUS の『Righteous Fists of Harmony』。フライング・ロータスが主宰するレーベル Brainfeeder が2010年にリリースした、LAシーンの盟友 DAEDELUS の12インチ・シングル。

フライング・ロータス主宰のレーベル Brainfeeder が、UKの名門レーベル Ninja Tune のサポートをバックについに本格始動。今回リリースされるのは Ninja Tune に所属し、Low End Theory など LA シーンでは、フライング・ロータス、ガスランプ・キラーらと共に最重要人物の一人として活躍するデイデラス。

今作でもフィーチャーされている奥方のローラ・ダーリントンも、フライング・ロータス作品にたびたび参加している。独特のアートワークからも、雰囲気がうかがえるが、今作のコンセプトは、中国史に登場する「義和団の乱」のサウンドトラック。義和団（The Righteous Fists of Harmony）とは70年間に渡って支配されてきたイギリスとその同盟国に宣戦布告するも敗北してしまう秘密結社のこと。デイデラスは、この出来事をインスピレーションに、レクイエムを作り上げた。オーガニックなサウンドと、エレクトロニック・サウンドを共存させ、100年も前の史実から得たインスピレーションを現代のエレクトロニック・ミュージックの形で表出。

Tracklist
1. An Armada Approaches
2. Tidal Waves Uprising
3. The Open Hand Avows
4. Order Of The Golden Dawn ft. Laura Darling
5. The Finishing of a Thing
6. Succumbing To (featuring Kid A)
7. Stampede Me (with Amir Yaghmai)
8. Fin De Siecle