英国即興音楽の隠れた重要作品でもある ASHBURY STABBINS DUO による『Fire Without Bricks』がCD再発。

ASHBURY STABBINS DUO の『Fire Without Bricks』。1970年代初頭のロンドンのインプロ・シーンで活動していた二人、FMP などからもリリースしているサックス奏者の Larry Stabbins と、パーカッショニストの Roy Ashbury による唯一のデュオ・アルバム『Fire Without Bricks』。Evan Parker と Paul Lytton をも思わせるサウンドは、とても親密でフリージャズに根ざしてはいますが、拡張された雅楽のようなアプローチを持ったサウンドスケープの演奏もあり、非常に独創的で独自の味わいを持っています。

英国の即興音楽が発展する中の重要な一部でありながらも、これまで注目されることが少なかった作品に光を当てた、Corbett vs. Dempsey による素晴らしい再発。

オリジナルは、ミュージシャン達により共同で運営されていた Bead Records から1976年にヴァイナルでリリース。今回が初のCD化となります。

Tracklist
1. Rough Cut 3:22 / 2. Fire Without Bricks 12:24 / 3. Wych Elm 4:23 / 4. Maldoror 7:45 / 5. Puff! 5:08 / 6. Formants Of The Deep 6:30