SEAWORTHY のアルバム『1897』。オーストラリア在住の Cameron Webb によるプロジェクト SEAWORTHY が 12k よりリリースしたセカンド・アルバム。本作は、1897年に建てられ、1990年の湾岸戦争まで現役で使われていたオーストラリア海軍の弾薬庫で録音を行った作品。

自然保護地域となってる弾薬庫の周りで行われたフィールドレコーディングのサウンドを元に、弾薬庫の中でそのフィールドレコーディング音を再生して、空間自体がもつナチュラルなアンビエンスを加えたり、様々なプロセッシングややポストプロダクションを行い制作されました。ある曲は美しいギターソロ、ある曲はアブストラクトなドローンサウンドと、牧歌的だった前作よりも、よりミニマルでメランコリックなアプローチとなっています。これは、今では使われていない弾薬庫の中の空虚さや、冬の自然の静寂さを反映させているためらしい。

TRACKS:
01 Inside / 02 Ammunition 1 / 03 Inside 2 / 04 Ammunition 2 / 05 Ammunition 3 / 06 Installation 1 / 07 Installation 2 / 08 Installation 3 / 09 Ammunition 4 / 10 Ammunition 5 / 11 Ammunition 6 / 12 Outside