ERNSTALBRECHT STIEBLER の３作品を収録した『Zwischen Den Tönen』。

ERNSTALBRECHT STIEBLER の『Zwischen Den Tönen』。Ernstalbrecht Stiebler（1934年頃）は、ミニマリズムと還元主義の現代音楽家でドイツの作曲家です。1960年代初頭以来、彼はミニマルな構造のユニークな作曲スタイルを築いてきましたが、いわゆるミニマル・ミュージックとは全く関係なく、むしろビジュアルアートにおけるミニマリズムの影響を受け、長い静的トーンを特徴とし、それはゆっくりと変化し作品の過程で進化します。

本作に収録された、1997年と2003年に作曲された「Intervall 19」と「Slow Motion」は、ERNSTALBRECHT STIEBLER の室内楽スタイルを表す好例です。微妙な変化の観察を可能にする静的なトーンと顕微鏡的視野によるトーンの繊細なニュアンス、そしてゆっくりとした動きを伴うアンサンブル。 3番目の曲「Zwischen denTönen」(1997年)は、独特のテクニックを利用した女性聖歌隊のために書かれた特異な作品です。「ortung」(2018年) は最近の録音で、室内アンサンブルのための作品となります。すべての作品はこれまでリリースされたことのない録音です。

Tracklist
A. Intervall 19 14:50
Conductor - Cristian Brâncuși / Ensemble - Romanian Radio Chamber Orchestra
B. Slow Motion 20:51
Ensemble - The Barton Workshop
C. Ortung 23:04
Ensemble – Solistenensemble Kaleidoskop / Recorded By – Deutschlandfunk Kultur
D. Zwischen Den Tönen 16:17
Directed By - Walter Nußbaum / Ensemble - Schola Heidelberg