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ROLF JULIUS / Raining - Small Music No. 3 (CD)
Small Music の第3弾として 2012 年に Western Vinyl よりリリースされた ROLF JULIUS のアルバム『Raining』。
ROLF JULIUS の『Raining - Small Music No. 3』。Small Music の第3弾で、亡くなった翌年 2012 年にリリースされた ROLF JULIUS のアルバム『Raining』。音楽と芸術、音と静寂の狭間で、とても意義深く感動的な作品を創り出し、現代において最も重要で影響力のあるサウンド・アーティストの一人とも言われていた ROLF JULIUS の、Small Music 第3弾『Raining』。タイトル曲「Raining」は、2007 年のインスタレーション「Drawing (Dot)」の一部として発表されました。大音量で再生すると、聴き手は雨、風に揺れる木々、そして生命力に満ちた水浸しの牧草地といった、濃密な世界に包み込まれます。しかし、ROLF JULIUS がこのインスタレーションのために選んだ小型のフラットスピーカーを通して再生されると、その音は柔らかな周期的パターンとなり、まるで何マイルも上空の飛行機から眺める緑豊かな風景のようなサウンド・スケープとなります。
2トラック目の作品「Weitflächig」は、ユリウスが「Musik für eine weite Ebene (Music for a Wide Plain)」と呼んだ、小さな音で広大な音の風景を創り出す手法の一例です。
最後のトラック「Music for a Glimpse Inward」は、2005 年のインスタレーションで発表されました。非常に大きな何もない部屋の端に沿って小さなスピーカーが置かれ、音楽が静かに流れ、聴く人に空間とその空虚さを知覚させます。
ROLF JULIUS | ロルフ・ユリウス
1939 年ドイツ生まれ。ブレーメンとベルリンで美術を学び、1970 年代半ばには視覚芸術から音と視覚芸術との統合へと焦点を移し、音と物体と環境の関係性を探求し始め、テープなどを使った様々なサウンド・インスタレーションを制作する。そうした実験は先駆的な作品「Dike Line」(1979) へと繋がり、1980 年に John Cage、Nam June Paik、Bill Fontana、Milan Knizak、Harry Bertoia そして David Tudor などの作品と共に「Fϋr Augen Und Ohren」展で発表。音楽とアート、音と静寂の狭間で、深く心に響く作品を数多く生み出し、小杉武久、テリー・フォックス、鈴木昭男などと並ぶ、現代において最も重要かつ影響力のあるサウンド・アーティストの一人とも言われている。パリ・ビエンナーレ (1985)、リンツ・アルスエレクトロニカ (1987)、カッセル・ドクメンタ (1987)、モントリオール・アクースティカインターナショナル (1990)、ドナウエッシンゲン国際現代音楽祭 (1999, 2003)、ベルリン・ゾンアンビエンテ (2006) などの国際的フェスティバルに招聘される。残念ながら 2011 年の 1 月 21 日に ROLF JULIUS は他界。Tracklist
1. Raining 53:40 / 2. Weitflächig 15:38 / 3. Music For A Glimpse Inward 4:26
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