K. LEIMER の『Land Of Look Behind』。1982年にリリースされた K. LEIMER による、アラン・グリンバーグ監督によるジャマイカの記録に関するドキュメンタリーで、ボブ・マーリーの葬儀も記録した映画「The Land of Look Behind」のサウンドトラックがアナログで再発。リマスタリングされボーナストラックも３曲収録。ポール・ディコウによるエッセイとダウンロード・コードの付いた4ページのインサートが含まれています。

ダダイズムやシュルレアリスムに影響を受けた10代を過ごし、70年代初期には Can、Neu!、Faust、Cluster を聴き込んだという Kerry Leimer。音楽を作り始めた頃は質屋で見つけたチープな楽器や録音機材を使っていたが、その後すぐにマイクロモーグや TEAC マルチテープマシーン等の機材を取り入れていったという。また同時期に Terry Riley のテープループの手法を取り入れた Robert Fripp と Brian Eno のアルバム『No Pussyfooting』からも影響を受け、Kerry Leimer サウンドの特徴づけるアナログシンセの温かな音色とシンプルでありながらも印象的なメロディーを反復する音楽的なフレーズが形成された。

# K. LEIMER の関連作品

Tracklist
Two voices / Confusion in belief / Testimony and honor / The outpost / This land / Gun court / The cockpit / The city far below / Shettle wood* / Four paths* / The cockpit - extended*
*LP-only bonus tracks