1992年に JAMES LAVELLE が立ち上げたレーベル「MO'WAX」。音楽だけに留まらずアート、ファッションなどを通しストリート・カルチャーの発信源ともなっていた、イギリスの重要レーベル Mo'Wax の21年に及ぶ軌跡を収めた分厚い回顧録『Urban Archaeology: Twenty-One Years of Mo'Wax』。ジャケット、フライヤーを飾った数々のアート作品、リリースされた数々のディスク、貴重な写真の数々など・・・ファンならずとも見入ってしまう素晴らしい内容です。音楽ファンから美術に関わっている人まで必見。

DJ KRUSH をはじめ NOBUKAZU TAKEMURA、MONDAY満ちる、そして MAJOR FORCE と数多くの日本人のアーティストを UK/EUROPE を中心に紹介し、また DJ SHADOW をはじめ、「ビートだけでHIP HOPが成り立つ事」をレーベルを通じて表現。 90年代後半からは初期の ACID JAZZ~ABSTRACT の流れから脱却し ESG や DAVID AXELROD のリリースからロック・ダンス系のリリースまで積極的に行ってきた MO'WAX。
音だけに留まらず最初期から FUTURE2000 や 3D (MASSIVE ATTACK)、 K.U.D.O. らの作品をレコード・CDのアートワークで使用し視覚的にも90年代当時の尖ってたミュージックラヴァーにアピール。

2003年以降に入ってからは活動も目立たなくなったものの、この『Urban Archaeology: Twenty-One Years of Mo'Wax』には、活動最盛期のアノ感覚が全て詰まっています。アートワークからパーティーのフライヤーやフォトまで収められており、当時のストリート・カルチャーの匂いまでもが立ち込めるような素晴らしい１冊。

編集 / JAMES LAVELLE

Hardcover: 288 pages
Language: English
Product Dimensions: 10.8 x 1.3 x 12.2 inches (約27cm x 3cm x 31cm)

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