PINKCOURTESYPHONE / Foley Folly Folio (CD)

PINKCOURTESYPHONE の『Foley Folly Folio』。LINE [SEGMENT] の第一弾のアーティストは、RICHARD CHARTIER の別名義 Pinkcourtesyphone の作品。ほのかなメロディーを感じさせるような淡くデリケートな音のレイヤーによって生み出される、ロマンチックでエレガントなアンビエント・サウンド。

本作は「1960年代の素敵な洋服を着た主婦たちが、ソファーにもたれながら窓の外をものうげに見つめ、そしてゆっくりとカクテルをすすり、精神安定剤をすこし飲む。」という物語のようなシーンのエッセンスを捕らえ音で表現したという作品だそうです。William Basinski や Grouper のようなはかなくドリーミーなアンビエントが好きな方にオススメです。

Richard Chartier が主宰する LINE レーベル傘下に、サブレーベル LINE [SEGMENT] がスタート。このサブレーベルでは LINE レーベルとは趣を異なる作品をリリースしていくそう。

TRACKS:
wistful wishful wanton (5:24)
here is something… that is nothing (22:20)
a dark room full of plastic plants (22:00)
afternoon theme / germs through wires / evening theme (20:30)
all made up (2:32)