キャヴァーン・オブ・アンチマターは、ステレオラブの中心人物ティム・ゲインによる新しいバンドで、ステレオラブのオリジナルメンバー、ジョー・ディルワースとシンセ名手ホルガー・ザップからなり、現在ベルリンをベースに活動している。本作は、Grautag、Deep Distance、Peripheral Conserve、Associated Electronic Recordings などのレーベルからの限定盤ヴァイナルリリースを経て誕生した Cavern Of Anti-Matter のアルバム。
強烈なサイケデリック・グルーヴでいきなりリスナーを宇宙の彼方に連れ去る「tardis cymbals」(M-1)、フランツ・フェルディナンドと共振するかの如く気持ちよく跳ねるスペース・ロック「melody in high feedback tones」(M-4)、Deerhunter の Bradford Cox がヴォーカルで参加したリード・シングル「liquid gate」(M-6)、ブリブリアシッド・モジュラーシンセにポジティヴなメロディーラインが多幸感を煽る「Echolalia」(M-10)など、ティム・ゲインが挑戦する傑作スペース・ロックの誕生です。
「クラフトワークやノイ!の地下を走るネオンに彩られた地下道を鮮やかに描写し駆け抜けながら、不規則で変態的に揺らめくシンセが DAF や80年代エレクトロポップを想起させる」- The Guardian
Cavern Of Anti-Matter | キャヴァーン・オブ・アンチマター
キャヴァーン・オブ・アンチマター はファレル・ウィリアムズからブラーにまで愛されたバンド、ステレオラブのリーダーティム・ゲインが始めた3ピース・ユニット。メンバーはステレオラブのオリジナルメンバー、ジョー・ディルワースとシンセ名手ホルガー・ザップからなり、ベルリンをベースに活動。現在までに Grautag, Deep Distance, Peripheral Conserve, Associated Electronic Recordings などのレーベルからの限定盤ヴァイナルをリリース。2016年、満を持して本作『void beats / invocation trex』をリリースする。
Tracklist
1. tardis cymbals / 2. blowing my nose under close observation / 3. insect fear / 4. melody in high feedback tones / 5. hi-hats bring the hiss / 6. liquid gate / 7. pantechnicon / 8. black glass actions / 9. planetary folklore / 10. echolalia / 11. void beat / 12. zone null
REVIEW
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